ユニバース活動の経緯

上質の音楽を地域の人たちと共有したい・・・

団塊の世代の私たちが「ユニバース」を立ち上げたのは、あるコンサートの帰り道、音楽の余韻が残る高揚した気持ちの中、「上質の音楽を地域の人たちと共有したい・・・」という思いがわき起こったという単純なきっかけでした。
『願えば叶う』というようにそのチャンスはすぐにやってきました。
2003年10月に我孫子の相島芸術文化村の明治時代に建てられた倉「月光倉」でのジャズコンサート、ついで2004年、北小金の名刹東漸寺でのジャン・ジェンホアによる二胡のリサイタルでした。夜の闇を蝋燭、たいまつで灯りをとった会場でのコンサートは、多くの方から感動の声を聞くことができました。

好きな音楽を楽しみながら、
社会貢献もできるという素晴らしさ!

さらに、地域活性化のために、2006年東儀秀樹、2007年川井郁子コンサートと回を重ねていきました。その後、松戸市の知的障害を持つ子ども達を支援するために、5回のコンサートを運営しました。そこでは、「松戸手をつなぐ育成会」(知的障害者・保護者の任意団体)の有志の方に205万円の寄付をすることができました。
2006年11月、つくば市ノバホールで開催したコンサートでは、つくば市の子供の未来のために、収益金の中から240,477円を寄付することができました。次世代への応援として、これらの支援はこれからも続けていこうと思います。
福岡県では「菜の花ライオンズ」、大分県では「ソロプチミスト」主催のチャリティーコンサートの企画運営等、仕事も広がってきました。
2013年には、松戸市制施行70周年記念、森のホール開館20周年記念事業『佐渡裕×シエナ』の企画・立案・制作にも携わりました。
好きな音楽を楽しみながら、社会貢献もできるという素晴らしさ! 単純な思いから始まった活動ですが、今は、ひとつひとつのコンサートを終える度に充実感、達成感を感じています。微力ではありますが、誰かに喜んでもらえるということが、自分たち自身の大きな喜び、活動の源になっているのだと思います。